橿原市で大きな家具や布団を処分するとき、最初に確認したいのが粗大ゴミの出し方です。橿原市の粗大ゴミは申込制ではなく、地区ごとに決められた日に出す方式になっています。この記事では、橿原市が公開している情報をもとに、出すときのルール・持ち込み・料金を整理しました。
橿原市の粗大ゴミは申込制ではない
橿原市の粗大ゴミは申込制ではありません。地区ごとに決められた月1回の収集日の朝7時30分までに、所定の場所へ出します。前日のうちに出すことはできません。
対象になるのは、市指定ごみ袋(大)に入らない大きさのごみです。袋に入る大きさであれば、粗大ゴミではなく通常の分別区分で出すことになります。
出す場所は自治会に確認する
粗大ゴミ・不燃物・有害物・古紙類・ペットボトルは、可燃ごみとは違う「拠点(ステーション)収集」です。排出場所は地域ごとに決まっているため、分からない場合はお住まいの地域の自治委員や自治会へ確認します。
収集日はカレンダーで確認する
収集日程表は広報「かしはら」に折り込まれています。4月から9月分は3月号、10月から翌年3月分は9月号です。市役所北館や分庁舎、リサイクル館かしはら、かしはら万葉ホールなどの公共施設でも配布されています。地区が北部コースか南部コースかで日程が変わるため、自分の町がどちらかを先に確認しておくと迷いません。
収集に出すときの5つのルール
橿原市は、粗大ゴミを収集に出すときの注意事項を品目ごとに示しています。守られていないと収集されないことがあるため、出す前に確認しておきます。
1メートル程度の大きさにする
収集に出す場合は、1メートル程度の大きさ(長さ)にします。長い木材などはそのままでは出せません。
燃える部分は取り除く
布やビニールなど燃える部分は、可能な限り取り除いて可燃ごみとして出します。木の枝や幹は土や泥を落とし、市指定ごみ袋(大)に入る大きさのものは可燃ごみになります。
電池・燃料は抜き取る
電池や燃料は抜き取ってから出します。リチウムバッテリーを含むものは分別廃棄の対象です。
割れもの・鋭利なものは包む
ガラスや陶器などの割れもの、刃物などの鋭利なものは新聞紙等で包み、紙箱等に入れ、品名を書いた張り紙をして出します。
自転車には「不用品」と張り紙をする
自転車を粗大ゴミとして出す場合は、「不用品」と張り紙をします。張り紙が無いと、まだ使っている自転車と区別がつかないためです。
リサイクル館かしはらへ持ち込む
収集日を待たずに処分したい場合は、リサイクル館かしはら(橿原市東竹田町1-1)へ直接持ち込む方法があります。持ち込めるのは橿原市内で発生した家庭ごみに限られ、持ち込む人の住所を運転免許証などで確認されます。本人以外が持ち込む場合は事前の連絡が必要です。
リサイクル館かしはらの搬入受付時間は、月曜日から金曜日が8時30分から12時、午後1時から午後4時、土曜日が午前9時から午前11時です。祝日も受け付けています。
搬入手数料は家庭廃棄物の場合、100キログラム以下が無料で、100キログラムを超えると10キログラムあたり105円です。家庭から出る量であれば無料の範囲に収まることが多く、これが橿原市の制度の分かりやすい利点になっています。
粗大ゴミは解体せずそのままの状態で持ち込めます。また橿原市は羽毛ぶとんのリサイクルを実施しており、羽毛ぶとんはできるだけリサイクル館かしはらへ直接持ち込むよう案内されています。布団の処分方法は奈良で布団を処分する方法でも品目別に整理しています。
粗大ゴミとして出せないもの
橿原市には、粗大ゴミの収集に出せないものが三段階で決められています。
家電リサイクル法の対象品
家電4品目は家電リサイクル法の対象で、粗大ゴミとしては出せません。対象はテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機です。パソコンもごみ集積所には出せず、リサイクル館かしはらへ持ち込むか、メーカーの回収を利用します。
連絡したうえで持ち込むもの
畳(半畳より大きいもの)、うす、マッサージチェア、金庫(非据え置き型)、電動ベッド、コピー機、発電機、タイル、ブロック、かわら、レンガ、コンクリートなどは、リサイクル館かしはらへ連絡したうえで直接持ち込みます。集積所へ出すことはできません。
市では処理できないもの
ピアノ、電動車いす、シニアカー、据え置き型の金庫、ワイン庫などは市では処理が困難なため、販売店や専門業者へ相談します。神棚・仏壇・位牌といった崇拝の対象物、および土・砂・泥・石などの自然物は、橿原市では廃棄物として扱っていません。いずれも取扱事業者へ相談することになります。
引っ越し・遺品整理でまとまった量が出るとき
通常の収集に一度に出せる家庭ごみの量は、45リットル袋で3袋までです。引っ越しや遺品整理、庭木の剪定などで一度に多く出る場合は、何度かに分けて出すか、処理施設へ持ち込むことになります。
橿原市には、有料の「一時多量ごみ収集」もあります。完全予約制で、自宅の近くまで収集に来ます。処理手数料は2トントラックが1台9,000円、軽トラック(350キログラム)が1台5,000円です。予約はリサイクル館かしはらの電話番号0744-29-8086で、収集希望日の2か月前から受け付けています。
ただし、この制度で市が行うのは収集場所からの積み込みまでです。部屋の中からの搬出は市では対応していないため、家の中に家財が残っている状態から任せたい場合は民間業者を検討することになります。橿原市の不用品回収業者の選び方で、市内に対応する業者の比較ポイントを整理しています。まとめて比較したい場合は橿原市の不用品回収業者ランキングも参考にしてください。
相続や施設への入居にともなう片付けでは、家財の仕分けから運び出しまでが必要になります。その場合は橿原市の遺品整理業者の選び方もあわせて確認しておくと、依頼先を選びやすくなります。
まとめ
橿原市の粗大ゴミは、申し込みが不要な代わりに「地区ごとの決められた日に、決められた場所へ、朝7時30分までに出す」方式です。急ぐ場合はリサイクル館かしはらへ持ち込めば、家庭から出る量なら手数料がかからないことがほとんどです。一方で、家の中からの搬出が必要な量になると行政の制度では対応しきれないため、そこが民間業者を検討する分かれ目になります。
制度の内容は変わることがあります。この記事は2026年8月に橿原市の公開情報で確認した内容です。実際に出す前に、市の最新の案内もあわせて確認してください。